子どもの頃《ご飯のおかずにならない》と辟易した料理のベスト3 にランクインしていたのが筑前煮だった。
どこの家庭でも子どもの好物は、カレーやハンバーグやフライといったところだろうが、
我が実家の食卓には、いつもタタミイワシや山菜などいかにも酒飲みが好きそうなものばかりだった。
( 両親とも呑兵衛だったからです )
大人になった今では、ナイスなラインナップだとわかるが、お子ちゃまにはなぁ。
「他所のおうちはどんなだろう」と思っても、なかなかわからないものだが、
筑前煮も子どもが困るもののひとつだろうし、今はおおごちそう❤
頂戴しました ≪筑前煮 KING作≫
「普通は里いもは入れないんだけどね」とおっしゃるが、里いもも美味しいです。
KING兄の煮物は面取りをしていないが、荷崩れしていない。
食材を優しく優しく扱っているからなんじゃろが、
味は驚くホンワカとして、なのにコクがある。
秘訣は何でしょう、おふくろの味?
田舎のオバアチャンの味といった方が近いかも。まさしく正統派の煮物。